🪦 はじめに:デジタル遺品とは?
「デジタル遺品」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、亡くなった後に残るスマホやパソコンの中のデータ・アカウント類のことを指します。
スマホの中の写真・動画
メールやLINEの履歴
SNS(Facebook、Instagram、Xなど)のアカウント
ネット銀行・ネット証券のIDやパスワード
有料サービス(サブスク)やポイント
これらは、放置すると家族が困るだけでなく、思わぬトラブルに発展することがあります。
⚠️ 放置すると起こる3つの危険
① 家族がログインできず、貴重な思い出や資産が失われる
スマホやパソコンにロックがかかっていると、家族は中身を確認できません。
大切な写真や動画、連絡先、口座情報などが二度と取り出せなくなることも。
② サブスク・ネット料金の自動引き落としが続く
Amazonプライム、Netflix、クラウドストレージなどの有料サービスが契約したままになるケースが多くあります。
亡くなったあとも引き落としが止まらないことも珍しくありません。
③ SNSアカウントが「放置されたまま」残る
SNSがそのままになると、不正アクセスやなりすまし被害に遭うリスクも。
また、故人のページが残ることで、家族が辛い思いをすることもあります。
🗂️ 今からできるデジタル整理法
1️⃣ アカウントとパスワードの管理リストを作る
ノートやエクセル、または「エンディングノート」に記入しておきましょう。
以下の項目を書き出すのがポイントです:
サービス名 ID・アドレス パスワード 備考
Gmail sample@gmail.com
**** 連絡先用
Facebook @example **** 削除希望
楽天銀行 口座番号 **** 相続対象
※ セキュリティ上、すべて書くのが心配な場合は「パスワード管理アプリ+エンディングノートにマスターパスワードだけ書く」という方法もあります。
2️⃣ SNSの「追悼機能」や「削除設定」を確認
主要SNSでは、死後の対応設定が用意されています。
サービス 設定できること
Facebook 「追悼アカウント」または「削除」を選択可
Instagram 追悼アカウント化の申請可
Google 一定期間ログインがない場合、データ削除を自動実行(アクティブアカウントマネージャー)
Apple ID 「遺産管理連絡先」を登録可(2021年以降)
→ 今のうちにどのアカウントを残すか/削除するかを決めておきましょう。
3️⃣ 写真・動画・重要データのバックアップを取る
クラウドや外付けHDDに保存し、家族にも場所を伝えておくことが大切です。
「遺影に使いたい写真」や「家族との思い出フォルダ」など、目的別にまとめておくと◎。
4️⃣ 家族に伝える
最も大事なのは「自分のデジタル情報を家族に知ってもらうこと」。
どこにリストがあるか
どんなアカウントをどうしてほしいか
誰に管理を任せるか
これを一度でも話しておくだけで、トラブルのほとんどは防げます。
🌷 まとめ:デジタル整理も「思いやりの終活」
デジタル遺品は、今や誰にでも関係のある現代的な終活テーマです。
「まだ大丈夫」と思っていても、突然の事態は誰にでも起こり得ます。
デジタル整理をしておくことは、
“自分の大切なデータを守る” と同時に “家族を困らせない思いやり”。
今日から少しずつ、スマホやパソコンの中を見直してみませんか?
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